オリジナルデザインのオーダーノートとスタンプなどの関連雑貨の通販ショップ「記-sirusu-」
こんなノートの使い方もいいなと思える「ノート術」を提案する、手描きレシピ。
今回は、店長佐々木のおかあちゃんが、いつも作っていた「トマトドレッシングのサラダ」です。
このサラダを作るといつも、「母がドレッシングを作るのに使っていたのが、ミロのおまけのシェイカーだったなぁ」とそんなことを思い出します。
トマトと柚子の酸味が相性ぴったりのドレッシング
子どもの頃は、何が入っているかなんて、あまり気にせずに食べていましたが、材料を聞いた時は少し意外でした。
さいの目に切ったトマトと、塩、胡椒、オリーブ油(母はサラダ油でした)、そして柚子酢(なければレモン汁で代用可)。
それを、ミロのおまけについてきたシェイカーに入れて振っていた母。
てっきりトマトは具材として入っていたのだと思っていましたから。
このドレッシングの一番の主役はトマト。
まさかトマトがドレッシングの材料の中に入れて振られていたなんて。
今思えば、確かに母がドレッシングを作るために振っていたミロのおまけのシェイカーには、トマトが入っていたようなビジュアルが思い出されます。でも、実際に聞くまでは、ミロのおまけのシェイカーでドレッシングを作っている母というビジュアルだけで、トマトのビジュアルは意識下にはなかった。人間の記憶なんて、いい加減なものです。
でも、本当に美味しいドレッシングなんですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
手描きレシピを描いてよかったこと
手描きレシピを描き始めてよかったと思うことがあります。
まずは、適当に作っていた料理を、ちゃんとレシピとして置いておけること。
ついつい日々の料理は、「あるもの」で「だいだい」で作ってしまいませんか。
なので、家族に「これ美味しいね。また作ってね」などと言われても、だいたいなので、ちゃんとしたレシピはない。
記憶があるうちにメモをしておこうと思いながら、ついついそのまま忘れていってしまう。
それを絵にしてレシピとして残していくので、記憶にもノートにもしっかり残る。
そしてもう一つは、おかあちゃんレシピを思い出すこと。
何気なく食べていた母のレシピが、ちょっと食べたくなったり、ちゃんとレシピとして置いておこうと思ったり。
そして、子供のころの母をなんとなく思い出す。そんな時間をもてることが、本当に良かったと思います。
手で描くことは、それなりに時間がかかります。
しかし、その時間こそが、ゆっくり考えたり、思い出したり、そして無心で集中できたり。
贅沢な時間だと思います。
黙々黙々・・・と描く時間は、私にとってはちょっと瞑想の時間のようで、描き終えたらいつもちょっと頭がスッキリしているから不思議です。
手描きレシピ。
ちょっと面倒な、ちょっと贅沢な時間です。
今回使用したオーダーノート
ハンドメイドオーダーノート通販「記-sirusu-」
オーダーノート「gerbera白」2300円(税込)
用紙:無地 リング色:ゴールド
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