週末は工房でロクタ紙のもみ加工を行いました。
一枚一枚丁寧にロクタ紙を揉み、両面に天然の糊を塗って乾かしていきます。
「ロクタ紙」は、ヒマラヤの山地で、「ロクタ」という植物を原料に、一枚一枚手漉きで作られており、現地では「1000年もつ紙」と言われ、大切にされてきた紙です。
原料の「ロクタ」は、日本の和紙の原材料「三椏(みつまた)」の原種とも言われています。
そのロクタ紙に天然の糊でもみ加工を施すことで、さらにしなやかに強く、そして革のような独特の風合いが生まれます。
「記~sirusu」では、ロクタ紙に工房でもみ加工を施した紙を使った、【rokuta】シリーズのリングノートを製作しています。
こだわりの紙を丁寧に一冊ずつ手製本で仕上げた【rokuta】シリーズ。
書棚に揃えても映えるように、表紙の「ロクタ紙」をポイントにあしらったカバーをおつけしてお届けします。