レシピノート「燻製は大人の遊び」
こんにちは、オーダーノート「記-sirusu-」店長ささきです。
燻製を作ると聞くとどんなイメージを持ちますか?
「めんどくさそう」「難しそう」
そう、私はずっとそんなイメージで、作ろうと思ったことはありませんでした。
店長佐々木は、キャンプには行かないのにダッチオーブンは調理器具としてもっているという鍋フェチ。ただ、手軽に使える鉄の鍋「ストウブ」を手に入れてからは、その大きさと重さからすっかり出番を失っていたダッチオーブン。
そんなダッチオーブンが、今回、なんの気まぐれか、お酒に合うレシピブームからか、燻製器として復活登場することに。
さて、いざ作ってみた感想は
あれ、思ったよりかなり「簡単」やん
めっちゃ「安上がり」やん
そしてなにより「美味しい!!!」「楽しい!!!」
もうこれは大人の遊びだ!
・・・と、いとも簡単にハマってしまいました。ちょろいです。
燻すものは意外となんでもいい
色々ネット調べて初めて燻製を作りましたが、作った感想は
「頑張りすぎず、とりあえずなんでも燻してみたらいいみたい」です。
味がついてて、水分の少ない、火を通さずに食べれるもの。
最初はそんな感じで、15分でできる「熱燻」がお手軽。
チーズ(硬いもの)とか、ウインナーとか、ベーコンとか、ナッツ類とか、たらことか。
面倒でなければ、うずら卵を熱湯2分くらい茹でてカラを剥いてめんつゆに2〜3時間くらい漬けたうずら味玉などを燻製にすれば、もう悶絶必至の美味しさです。
味がついて水分の少ないものであれば、水分を拭き取って2〜3時間くらいキッチンペーパーの上で放置しておくだけで下準備はOK(ウインナーやベーコンなどは、夏場心配であれば、冷蔵庫の中でラップなしで放置でOK)
休みの日の朝に、ちょいちょいと水分を拭いて出しておく感じです。
お昼くらいに、庭にカセットコンロを持って出て、ダッチオーブンの中にアルミホイルを敷き、スモークチップをガサガサと二つかみほど。
スモークチップは、ホームセンターなどで500g入って500円くらい。
一回に使う量は、15g〜20g程度なので、一袋で30回分くらい。
500円で、燻製し放題です(笑)
今回は、ネットで使いやすいと書かれていたので「サクラ」のチップを使いました。
スモークチップを入れた上に、高さのある網を置いて、その上に燻す食材を置いて強火にかけます。
煙が出るまで強火をキープの必要があるので、カセットコンロがいいです。キッチンのコンロは、安全装置が働いてしまいます。
※ダッチオーブン以外に、中華鍋やフライパンでもできます。ただ、ススや匂いがつくので、古くなったフライパンなどを使うと良いそうです。外でなくても、キッチンで作っておられる方もたくさん。「フライパン 燻製」で検索すると、たくさん情報が出てきます。
煙が出て来たら、弱火にして割り箸一本分くらいの隙間を開けて蓋をする(フライパンなどの場合は、隙間は不要らしいです)。
後はぼんやり15分。
できれば途中で、食材についた水滴を、キッチンペーパーでささっと拭いてやると、なお美味しい。
これだけ。
開けた瞬間のあの香りは、バーベキューを上回る。
テンションマックスになります。
面倒だけど、おすすめの燻製レシピ
少し仕込みが面倒だけど、調味料としても使えて美味しいおすすめの燻製レシピ。
素揚げニンニクの燻製、醤油漬け。
皮をむいて軽く素揚げにしたニンニクを、レンジで30秒、裏返して30秒乾燥させます。
そのままキッチンペーパーの上で冷まします(ラップなし)。
それを15分燻し、醤油に漬け込む。
もちろんそのままでベーコンなどに乗せて食べても美味しいのですが、醤油漬けにすることで、醤油にも燻製の香りが移り、ニンニクにも味が染みる。
簡単燻製気分が味わえる調味料としてそれはそれはもう美味しさ倍増です。
塩コショウで焼いた豚バラに、燻製ニンニク醤油漬けを乗せて食べたら、それはもう悶絶ものの美味しさでした。
ぜひお試しくださいね。
楽しめる大人の遊びは、意外に簡単に身近にある
燻製は、次の日まで熟成させた方が美味しいそうですが、やっぱり待てない。
その日の夜に、ビールと一緒にコーンバターの上にベーコンの燻製を乗せて、トースターで軽く火を通し、美味しくいただきました。
朝からちょっと仕込んで、お昼にぼんやり燻製をして、夜が待てずに夕方からビール。次は何を燻してみる? なんて話をしながらのお酒は、大人の友人同士でも、まちがいなく楽しい時間。
身近に楽しい遊びはあるものですね。
もっと探してみよう。
レシピノートに使用したノート
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「evergreen」2500円(税込)
用紙:無地 リング色:シルバー
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